無為堂VR – 児島虎次郎アーカイブ

無為堂VR – 児島虎次郎アーカイブ
株式会社三楽さまが管理・保有される無為堂(むいどう)。岡山県倉敷にある大原美術館の創設に貢献した西洋画家・児島虎次郎が制作を行った現存するアトリエです。明治期に建てられたこの建物の保存アーカイブを目的に制作された無為堂VRは、単なる空間アーカイブにとどまらず、まだあまり知られていない児島の功績を綴るドキュメンタリーとして制作をしました。

情報ではなく、
体験としての記録

無為堂はこれまでも建築図面や写真、映像などさまざまなかたちで記録されてきましたが、そのどれも未来の人が現代に生きる人と同様の体験を得られるフォーマットではありませんでした。360度映像を用いることで、情報ではなくありのままの体験として空間を記録することがかのうになりました。

ヨーロッパ、エジプト、中国
児島の足跡を辿る

児島虎次郎は、大原家の支援を受けて美術品の蒐集を目的にヨーロッパ、エジプト、中国に度々足を運びました。その景色をそのまま再現することはできませんが、当時の写真にCGで各国の町並みを上空の景色を合成することで、当時の児島の足跡を追体験することを可能にしました。

DISCUSSION

PROJECT INFORMATION

CLIENT
株式会社 三楽
さま
ROLE
360°映像制作 / VR 視聴システム構築
RELEASE
2022.06
CREDITS
METHODS
360°体験記録
KEYWORDS
バーチャルストーリーテリング
アーカイビング