ASAHIYAKI × FUKEI

ASAHIYAKI × FUKEI
ACTUAL Inc. が企画する伝統工芸のDXに取り組むプロジェクト FUKEI が、京都・宇治 朝日焼の協力を得て、工芸における新しいデジタルコミュニケーションの可能性を探求するプロジェクトです。360°映像で茶器の制作過程と職人の姿を伝え、3DAR技術を用いて茶器の立体性や細かなディテールをウェブ上で再現することで、オンライン販売に身体性を与えました。工芸をデジタルに合わせてるのではなく、デジタルが工芸に歩み寄ることで、ありのままの風景としてものづくりを伝える方法を探しています。

フォトグラメトリで茶器を3D化

フォトグラメトリを活用し、360度方向から記録した写真を元に茶器の3次元データを生成しました。実際に手に取ることができない茶器を、ウェブ上の3Dビューワーで展開可能にしました。さらに、ARで実世界に投影し、実際のサイズ感を確認することもできます。

360度で伝える、ものづくりの裏側

ものの裏側には、かならず作り手が自然と誠実に向き合う姿があります。しかし、それを顧客が目にすることはほとんどありません。このプロジェクトでは、360度映像で朝日焼の職人が「土」と「火」に向き合う姿を記録し、それを体験いただいてから実際の作品を購入する導線を設計しました。

DISCUSSION

PROJECT INFORMATION

CLIENT
朝日焼窯元
さま
ROLE
360°映像制作 / 3Dスキャニング / 配信システム構築
RELEASE
2021.2
CREDITS
ウェブデザイン: Hajime ロゴデザイン:高山燦基 コーディング: 長谷川司 コーディネート: 天江大陸
METHODS
360°体験記録
KEYWORDS
アーカイビング