私たちアクチュアル株式会社は、海外移住支援AIツール「kitakita.ai」の開発において、現場の課題を深く理解し、真に役立つプロダクトを実現するため、株式会社アステージ様(大阪)を訪問いたしました。
同社は登録支援機関として、特定技能人材やインターンシップ生など多角的な支援を展開されています。今回は、実務を担う杉山様、今出様、そして山梨からオンラインでご参加いただいたチャンドラ様に、外国人労働支援の現場における「生の声」を詳しくお伺いしました。

■ 少数精鋭で担うサポートと「文化のギャップ」
アステージ社では現在、100名以上のインドネシア国籍の人材をサポートしています。入国手続き等のバックヤード業務、面談や相談対応といった直接的なケアを少人数で分担されていました。
現場の最大の壁は、語学以上に「日本文化とも言える、暗黙の了解とのギャップ」であることが分かりました。例えば「10分前行動」。時間ちょうどに到着するインドネシアの感覚では「遅刻」とみなされ、摩擦の原因になります。また、「ゴミの分別ルール」も近隣トラブルに直結するため、手厚い事前指導が欠かせないことがわかりました。
■ 日常の問い合わせ対応による業務の逼迫
入国直後の労働者からは、Wi-Fiの繋ぎ方や給与、送金といった質問がSNSを通じて夜間にも頻繁に寄せられます。現状、母国語で深い悩みまで寄り添えるチャンドラ様を中心に業務が集中しており、「サポート人数が倍増した場合、日々の問い合わせ対応や面談が難しくなる」という懸念の声も聞かれました。
■ AIへの期待と「人」が果たすべき役割
こうした課題に対し、AI活用には強い期待が寄せられています。ゴミ出しや役所手続きなど定型的な質問にAIが母国語で自動応答すれば、業務負担は劇的に軽減されます。また、日本人スタッフがサポートに入りやすくなる「リアルタイム翻訳機能」へのニーズも確認できました。
一方で、「AIに全て任せると労働者との心の距離が離れてしまう」という重要な視点も共有いただきました。定型業務はAIで効率化し、人はメンタルケアや複雑な悩みに寄り添うこの「AIと人間のハイブリッド」が開発を進めるうえでキーとなることがわかりました。
今回のアステージ社への訪問を通じ、私たちが開発するkitakita.aiが解決すべき現場の課題の解像度が飛躍的に高まりました。kitakita.aiは、テクノロジーの力で支援現場の負担を減らし、外国人労働者と受け入れ企業の双方が豊かに働ける社会の実現に向けて、引き続き開発を推進してまいります。
株式会社アステージ:https://www.astageinc.co.jp/
■ 共創パートナー募集中
「kitakita.ai」では現在、開発にご協力いただける企業・団体様を募集しております。
外国人材を雇用されている企業様や、登録支援機関・監理団体の皆様とともに、現場に根ざした実用的なサービスの実現を目指しています。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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